top of page
  • ymhy2018

遺言書を書くときは…

更新日:2020年4月20日

遺言書に関する関心が近年高まっています。

自分の死後のトラブルを避けたい。自分によくしてくれた人に多く財産を残したい。

遺言は人生の最後のメッセージと言えるでしょう。

基本的な書式を守れば、遺言書の内容は自由です。(もちろん常識的に考えてNGなものは書けません)遺言書の最後に家族に対するメッセージを入れられる方もおられます。

しかし、遺言書の内容によっては相続人から不満の出ることもあるでしょう。

そして「実は誰かが無理やり書かせたんじゃないか?」など疑心暗鬼になるようなケースもあります。筆跡を巡って、また遺言を残した時に本当に意識がはっきりしていたのかなどさまざまなクレームがつけられることもあるかもしれません。

そんな時に試してもらいたいのは、遺言作成するところを動画で残すことです。

最近はスマートフォンで簡単に動画を撮影することができます。

故人が遺言書を書くところを動画に残しておけば、強力な証拠となるでしょう。ボイスメモなどを使って音声を録音するという手もありますが、音声はその本人の声かどうかを証明するのが意外と難しく、やはり動画に軍配が上がります。これから遺言書を書こうかなぁと考えている方、ぜひ作成時の動画撮影を検討してみることをお勧めします。

閲覧数:5回0件のコメント

最新記事

すべて表示

いらない土地を国が引き取る制度

「土地を相続したくない」そんな人が増えています。 実家の土地、その近辺の畑、田んぼ、山林。相続しても活用できず、売却したくても辺鄙な場所のため売却できない。いっそ市町村が引き取ってくれたらいいのに… 司法書士として相続登記に関わっていると、このような声を時々耳にします。 土地を相続したくない時は、相続放棄という手がありますが、これは被相続人の全ての財産を放棄することになるので、不動産だけピンポイン

bottom of page