• ymhy2018

生活保護のはなし

先日、司法書士の団体が主催する『生活保護110番』という電話相談があり、僕も相談員として参加してきました。

不正受給などの問題などマイナス面がクローズアップされがちな生活保護。実は全体の中に占める不正受給の割合はとても低く、全体の0.45%しかありません。(2015年厚労省発表)ほとんどの人が適切に制度を利用しています。また、日本は生活保護の捕捉率(生活保護を利用することができる状態にある人のうち、実際に利用している人の割合)は20%弱しかなく、これはドイツの65%、フランスの92%、スウェーデンの82%など他の先進国と比べて極めて低い数字です。

本当に受けなければならない人が受けられていない現実がここにあります。

日本の貧困率は15.7%(2016年)、特にひとり親世帯の貧困率は50.8%!(2015年)と言われていることからも、この国は既に豊かな国ではないのかもしれません。

生活保護は憲法25条に定められた「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という文言を実現するためにできた制度です。長い人生、山あり谷あり、良い時もあれば悪い時もある。僕だって今後重い病気などにより働くことができない状態に追い込まれるかもしれません。必要最低限のセーフティネットが用意され、守られていることは、人が長い人生を生きていくにあたって大事なことだと考えます。

司法書士は生活保護に関するご相談も随時受け付けております。悩んだらまず相談を。

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